水草を元気に育てるための植え方を解説しています。
セットしたばかりの熱帯魚水槽には、まずは順応性の高い、丈夫な水草を植えます。おすすめはアンブリアやミリオフィラムなどです。
こうした水草は微量元素や水質に多少の問題があっても元気に生育しますし(葉が白くなったりはしますが)、よく殖えますので、最初は少しだけ購入しても、濾過バクテリアが殖えてくる頃には水草も良い具合に殖えていることでしょう。
アンブリアやミリオフィラムのような有茎水草の場合、まずは植える前に水槽の高さに合わせて根元を切りそろえておきます。作業に時間がかかるようなら、水草が乾燥してしまうことのないように水を張った容器を用意しておいて、そこに水草を入れておくと安心です。
水草を植えるには専用の長いピンセットが販売されていますので、これを使って背景用の背の高い水草から底砂に植えていきます。細くて植えにくい水草は数本づつひとまとめにして植えていくと楽です。
葉ごと底砂に埋めることで底砂から抜けにくくなりますが、あまり多くの葉が底砂の中で腐敗するのが気になるようであれば、埋める予定の葉を半分くらいに切りそろえておいても良いでしょう。